初の凱旋門賞制覇を夢見たエルコンドルパサー

erukon

 

外国馬がまだクラシックに出られない時代、出ていればと思わせる馬がいました。

 

それが「エルコンドルパサー」ですが、新馬戦、500万下を快勝します。

 

そして初重賞挑戦となった共同通信杯ですが、雪の為のダート開催となってしまいました。
普通なら同様などを見せると思いますが、エルコンドルパサーはそこでも快勝。

 

ステップレースを使って迎えたG1NHKマイルカップでは、早めに先頭に立って優勝します。

しかしこの世代には朝日杯で強さを見せた「グラスワンダー」がいたので、この時点では世代の頂点とは言いづらい状況でありました。

 

そんなグラスワンダーと初対決になった毎日王冠では、「サイレンススズカ」に完敗するものの2着となります。

 

そしてマイルを中心に使われていたエルコンドルパサーが2400メートルのジャパンカップに使われます。
距離の不安や古馬との対決など、不安要素がいっぱいありましたが、そこで快勝をします。

 

この強さを見て、クラシックに出ていれば勝てていたのではないかと思わせるほどの馬でした。

 

そして5歳になったエルコンドルパサーは海外へ遠征していきます。
初戦は負けたものの、続くサンクルー大賞は快勝することで、夢の凱旋門制覇が見えてきました。
新聞でも1面に載るなど、期待は徐々に高まってきます。

 

そしてフォア賞を制して迎えた凱旋門賞。
凱旋門賞は斤量が古馬が厳しく、3歳に甘い状況であったので、不安は当然ありました。

 

レースでは途中で先頭に立って、悲願の制覇かと感じましたが、惜しくも2着に敗れてしまいました。
しかしそのレースは勝ちに等しい敗戦ということで、現地メディアから賞賛を浴びていました。

 

ここで惜しまれつつ引退してしまうのですが、11戦11連対という素晴らしい戦績でした。
夢を見させてくれた馬として、好きな馬でした。

 

1998ジャパンカップ【エルコンドルパサー】

 

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最終更新日: 2018年05月22日

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