瞬きしないで見ていた電撃の6ハロン・サクラバクシンオー

sakurabakusin

 

競馬のレースでスピード感が存分に味わえるのがスプリント戦、今なら新潟の直線1000mなどというプログラムもありますが、G1ならばスプリンターズステークスです。

 

距離は1200m、俗に言う電撃の6ハロン、陸上競技で言うなら100mに近い緊張感あるレースです。
このレースには多くの名馬が名を残していますが、どの勝ち馬もいわゆる短距離のスペシャリスト、そこそこ速いぐらいの中途半端な能力では出番がありません。

 

私が最も記憶に残っている短距離馬は「サクラバクシンオー」、鞍上はもちろん小島太ジョッキーです。

 

晩年のバクシンオーのライバルと言っていいのが「ノースフライト」、この馬は絶対的なマイラー、つまり1600mでは負け無しのG1馬です。

 

マイラーとスプリンター、この短距離界での勇者と言っていい2頭の対決は、まさに瞬きできないレースでした。
バクシンオーは1200〜1400なら有利、それが1ハロン延びると今度はノースフライトに分があります。
そのちょっとした差、それが何ともスリルがあってドキドキしながら見守ったものです。

 

こういった抜けて強い馬同士の対決は競馬の魅力のひとつです。
3000mを超えるような長距離戦も見応えがありますが、一瞬の駆け引きが致命傷にもなりかねない短距離戦のスリルは、やはり独特の魅力を秘めています。

 

スタートから漂う緊張感は堪らないものがあります。

 

1994年スプリンターズステークス – サクラバクシンオー(CX)

 

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最終更新日: 2018年05月22日

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