故障した馬を見事に復活させる角居勝彦調教師

sumikatu

 

私が好きな競馬の調教師は、関西の「角居勝彦」調教師です。

 

角居調教師は、「ヴィクトワールピサ」でドバイワールドカップを制したこともあり、世界のスミイとしてすでに大活躍していることはとても凄いですし、それを尊敬もしているのですが、私が好きなのはそこだけではありません。

 

それは、一度故障してしまった馬を、復活させる技術にとても長けているからです。

 

私がそれを1番感じたのは、ダートチャンピオンとして長く君臨していた「カネヒキリ」という名馬です。

カネヒキリは、ダートのGⅠをいくつも勝っている正真正銘の名馬ですが、それと同時にケガとの戦いでもありました。

 

屈腱炎や骨折など、たびたびの故障に見舞われましたが、それでも辛抱強くケアを重ねて、実に8歳まで現役を続けることに成功したのです。

一般的に強い競走馬というのは、それだけ足元に負担がかかるため、長く現役生活は続けられないといいますが、角居調教師はそれを可能にするという素晴らしい技術を持っているのです。

 

つい最近でも、「アヴェンチュラ」という牝馬が、阪神JF後に骨折してしまいましたが、そのあとクイーンS、秋華賞と連勝を果たし、見事にGⅠホースへと導いたのです。

 

ですので、角居調教師は強い競走馬を作り上げる技術はもちろんのこと、ケガをした馬を見事に復活させるという技術をもった、たいへん優れた調教師なのです。

 

[BOKUJOB]角居勝彦調教師インタビュー

 

 

 

h4常に新しい事に挑戦し続ける角居勝彦調教師

 

 

私が初めて「角居勝彦」調教師がすごいと思ったのは、「カネヒキリ」というサラブレッドの故障を幹細胞の手術によって治療しようとしたことでした。
この結果、サラブレッドの不治の病である屈腱炎に対する競馬界全体の見方が変わったと言っても過言ではありません。

 

元々、角居調教師は素晴らしい調教師です。

デルタブルース」という馬では海外のビッグレースであるメルボルンカップを勝ちましたし、「シーザリオ」という馬でもアメリカンオークスで勝利を収めました。

 

しかし、何より素晴らしいのがその向上心です。
角居調教師は常にサラブレッドの事を考えて調整を行ってきており、サラブレッドと競馬界のためになるのならどんどん新しい事に挑戦してきました。

 

中でも、預託頭数削減に関する抗議は本当に素晴らしかったと言えます。

 

主催者であるJRAは、競馬における預託頭数の削減を実施しています。
これを実施されるといわゆる競馬界における負け組はより勝つチャンスが無くなってしまうことになりますので、競馬界における一極集中が加速してしまいます。

 

しかし、角居調教師はこうした勝手な主催者の言い分に抗議をする意味で、2012年度産のサラブレッドを全て受け入れない方針を打ち出しています。

 

角居厩舎というのは日本でもトップの厩舎ですので預けたい馬主は大勢いるのですが、競馬界の未来を考えて積極的に自身の身を削る覚悟で動けることに対して本当に尊崇の念を抱きます。
これだけ魅力的な調教師もそうそういません。

 

 

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(画像出典:ウィキペディア)

 

角居 勝彦(すみい かつひこ)

1964年3月28日

石川県金沢市出身

日本中央競馬会 (JRA) 栗東所属 調教師

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最終更新日: 2018年05月22日

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