3冠牝馬スティルインラブ

rabuスティルインラブ」がクラシック戦線に名乗りを上げた2003年時点で桜花賞、オークス、秋華賞の3冠を達成した牝馬は「メジロラモーヌ」1頭しかいませんでした。

 

その年の3歳牝馬では名牝「エアグルーヴ」の長女「アドマイヤグルーヴ」が注目を集めており、桜花賞ではアドマイヤグルーヴが1番人気、スティルインラブは2番人気でした。

 

私も当然アドマイヤグルーヴが勝つと思っていたのですが、勝ったのはスティルインラブ。
栗毛でかわいらしい牝馬でした。

 

鞍上の幸騎手に初のG1勝利をもたらしたことでも注目を集めました。
続くオークスでもスティルインラブは2番人気で優勝。

 

秋初戦、ローズステークスでスティルインラブは1番人気ながら5着に沈みます。

 

やはり調子の変わりやすい牝馬が無事に夏を越えるのは難しいのかという諦めの気持ちとそれでも牝馬3冠を見たいという期待の気持ちが交じったのか、秋華賞は2番人気になります。

 

1番人気はアドマイヤグルーヴ。

直線の攻防は白熱したものでした。

 

一度抜けだしたアドマイヤグルーヴを外からスティルインラブがとらえ、見事17年ぶりの牝馬3冠を射止めます。

 

その後の成績はふるわず、一度も勝つことなく引退しました。
さらに残念なことに、1頭だけ産駒を残してこの世を去ってしまったのです。

 

それでもあの秋華賞で見せた気迫は私の心に残っています。

 

多くの人から長く愛されるように」という思いで名付けられたというその馬名のとおり、スティルインラブは多くのファンから今でも愛されています。

 

幸英明 2003年 桜花賞 GI スティルインラブ

 

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最終更新日: 2018年05月22日

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