鬼神の末脚、フレッシュボイス

fresyu差し馬好きの私にとって忘れられない馬と言えば、鬼神の末脚「フレッシュボイス」です。

 

決してデビューから注目されていた馬ではありませんでしたが、シンザン記念、毎日杯の連勝、そして何よりその末脚の切れ味でクラシックレースの注目馬となりました。

 

そして迎えた皐月賞ですが、末脚爆発するも最後は「ダイナコスモス」を捉えられずに2着となりました。

その後怪我を経て古馬となった日経新春杯では久しぶりの末脚が爆発して1着でした。

 

こうして迎えた安田記念、私にとって生涯忘れられないレースとなりました。

1番人気は名マイラーである「ニッポーテイオー」でした。

 

クレバーなレースをするニッポーテイオーに勝てるとは私も思っていませんでした。

そしてレーススタート、フレッシュボイスはいつもの通り後方から、「いくら東京の直線が長くてもこれだけの差があっては届く訳ない・・」、と思ったその時彼は動きました。

 

何と大外からニッポーテイオーに襲い掛かり、見事に差し切ってしまったのでした。
応援していた私ですらびっくりするような内容でした。

 

鬼神の末脚とはまさにこの事なのだと思いました。

 

この驚きは、もう衰えているし駄目だろうなと思っていた6歳の時のサンケイ大阪杯でもやってきました。
テレビで観戦していましたが、「ああフレッシュボイスは見せ場無しか・・」、と思ってゴールとなるその瞬間、一番手前からフレッシュボイスが飛び込んできました。

 

あれには私も唖然としました。

あの時の鞍上は若き「武豊」だったのですね。

 

馬を信じて末脚温存の戦法は見事でした。
その後は勝利する事は出来ずに6歳の有馬記念を最後に引退しました。

 

最後の有馬記念は4コーナーを過ぎた所で、一瞬全盛期を思わせる走りを見せてくれました。

結果沈みましたが、感動しました。

 

差しにこだわり、鬼神の末脚を見せてくれたフレッシュボイス、忘れられない1頭です。

 

第37回 安田記念 1987.5.17 東京 芝1600m 天候:小雨 芝:重 フレッシュボイス

 

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最終更新日: 2018年05月22日

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